さて、越後妻有アートトリエンナーレ、三日目のランチです。
そしてこの大地の芸術祭での最後のごはんでもあります。
食べた場所は一日目にお茶をした松代エリアの農舞台。
作品ナンバー147 「カフェ・ルフレ」 ジャン=リュック・ヴィルムート(越後松代さとやま食堂)で。
食べた物はこちら
「まつだい里山セット」(1200円)
夏野菜 ゼリーよせ トマトソース (←あったっけ?)
季節のお惣菜4種
炒り玄米のスープ
白米 or 玄米
三年番茶
メニューにはこう書かれていましたが、内容は若干変更あったかも。
に、「ニンジンジュース」(300円)をプラス。
前回食べた時に比べ、ランチの食器が一新されており、ちょっとびっくり。
ご飯は「玄米」が食べたかったのですが、オーダーする時には玄米は終わってしまい
残念だったのですが、でもそれはまだよかった方。
というのもこの日は土曜日で、この農舞台はもの凄く混んでおり
ランチもいただけるまでに一時間ほど待たされました。
そして私のオーダー後5?6人前くらいでランチは終了してしまったみたいで
言わばギリギリセーフの状態。
(待ちが長かったので、自分の前で諦めた人が何人かいましが、
いなければ食いっぱぐれてる所だったのです。危なかった)
今回でランチを三度したのですが、こちらのランチが
一番満足度が高かったです。
一番お腹が空いている時に食べたという事情もありますが(笑)
味も一番好みでした。
そしてデザートには
かぼちゃのプリン(350円)
こちらのも美味しかったです。
かぼちゃたっぷりで、どっしりとして、そして甘い。
もうちよっとカラメルの苦みが効いているとメリハリが効いて私好みかな、と思いました。
大変待たされた事もあり、合い席をした私と同じく「お一人様」の女性の方と
間を持たせる為も含めて少し会話。
その方は関東から日帰り予定で朝一に近い新幹線でこちらにいらっしゃったそうです。
つい最近このアートトリエンナーレの存在を知って、興味が湧いてとのこと。
今回有った方で、会期中に話を聞いて来たくなって来たという人は結構いらっしゃるようです。
確実に少しずつではありますが、知名度は上がってきているようですね。
だとするとますます土日は混だろうし、来期(といっても三年後)は
絶対全日平日の旅程にしよう・・・と思ったのでした。
さて、農舞台は初日に見て回っていますし、
この後ちょっとしたハプニングが発生して時間が無くなってしまいました。
(本当は駅をはさんだ商店街の方を見る予定だったのですが)
なので、次の予定地区「津南エリア」へ向かい、そして今回の旅は終了となります。
そこで、今回の私が見た新作の中で一番幻想的な作品が有りました。
作品ナンバー90
「津南のためのインスタレーションーつながりー」 瀧澤潔
Tシャツが加工され、広い暗闇の中に浮かび上がっています。
細長く奥の深い空間いっぱいにこの作品。
日常にとても近い位置にあるTシャツが、日常から遠く離れた役割に変貌しているとか
そういう細かいことはどうでもよくて、ただ綺麗だな?と思いました。
そしてオマケ。
星峠の棚田です。
お昼前、うっかり迷い込んでしまい、そのまま観にいきました。
車でも時間が掛かるこの山地に棚田を作るその労力、
昔の方はどれほど苦労されたのでしょう。
そして今も高齢化が進み維持が大変なようです。
棚田もかどうか分かりませんが、
田んぼは治水の面でも、温暖な気候を維持する上でも重要と聞いた記憶が有ります
食料自給率の問題も含め、これ以上日本の田んぼが減らないよう、
行政側も人が生きる為の本質を、しっかりとらえた上での指導をお願いします。
という事で、三年に一度のこの
「越後妻有アートトリエンナーレ2009 大地の芸術祭」
二泊三日の旅のごはんの記事はこれにて終了。
お付き合いありがとうございました。
農舞台 公式ガイドブック P25 P114?117
松代エリア147 新潟県十日町市松代3743‐1
越後まつだい里山食堂
TEL 025-595-6180 月休
この辺りこちらには飲み物のクーポン有追記
この三日間合わせた走行距離は1020Kmでした。
これでも前回よりはちょっと少ないです。一人旅最長走行距離更新ならずでした。
そして筋肉痛(作品を見る為に小山に登ったりが多くて)は、のち二日続きました(笑)